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記憶は懐かしき時代の中へ


生まれるように穏やかに始めた、自分の過去を探る作業。
自分のことが何より可愛かった私には、とても楽しい。

昔好きだったアニメのエンディングソング。
引っ越す前に住んでいたアパート。
みんなで遊んだ対戦アクションゲーム。

何で引き返さなかったのかなぁ、この時に。


過去を探る作業に、両足はいらない。
椅子に座り、部屋で箱を眺めれば済む。

世界は広いから、懐かしいものを求める人は私だけじゃない。
自分の部屋に閉じこもりながら探せば、おおよそはすぐに見つかる。

マイ・ワールドへの浸りようは、どっぷり、という言葉がぴったりだ。


無論、自分だけの世界であって、他人に理解されることは一つもない。
そこにいるのが心地良いから、出ようともしない。
何かから、離れていく。
みんなのもとから、離れている。

自分の足で歩けないくせに、助けられてるくせに。
by junjun-no2 | 2008-09-16 02:01 | 詩・詞
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